今話題のニコレスについてまとめてみた

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今話題の「NICOLESS(ニコレス)」をご存知ですか?

禁煙への第1歩として、紙巻きタバコから加熱式タバコに切り替えると、タバコ葉を燃焼しない分、タール摂取量は減少する。しかし忘れてはならないのが、ニコチンはしっかり摂取しているということだ。そこで、禁煙方向にもう1歩踏み込むためのツールとして2019年3月に登場したのが、タバコ葉の代わりに紅茶の葉を使ってニコチンゼロを実現した「NICOLESS(ニコレス)」である。

販売数累計400万箱突破の大ヒット! 紅茶葉由来の風味を楽しむ「ニコレス」

メーカーによると、「ニコレス」の売上げはすでに400万個を突破(2020年8月31日時点)したという。発売から1年半経ってもまだ人気ということは、それだけロングヒット商品だということだろう。最近ではコンビニエンスストアや、ドラッグストアなどでも取り扱い店舗が多くなり、見かけることも多くなった。

「アイコス」などの加熱式タバコに使用されるスティックは、蒸気発生のためのグリセリン類を染み込ませたタバコ葉を加熱、ニコチンを含んだ蒸気を発生させるという仕組みだ。そのタバコ葉の部分を、ニコチンを含まない紅茶葉に変更することで、ニコチンレスの蒸気を作り出すのが「ニコレス」だ。タールは加熱することで多少は出るので、「アイコス」などと同様に、紙巻きタバコに比べて9割方減と考えるのが適切だろう。

「ニコレス」が加熱するのは紅茶葉とはいえ葉であり、蒸気発生成分はほぼ共通しているので、専用スティックに近い味が出しやすいという発想から生まれた製品だ。リキッドの風味だけでタバコ感を出すしかないノンニコチンのベイプ(VAPE)では不可能なレベルの味わいを再現することができ、目下ノンニコチンスティックは静かなるブームを呼んでいる。


「ニコレス」は、加熱式タバコブレード(もしくは芯)を挿入するタイプの機種、「アイコス」およびその互換機で使用可能だ。「パルズ」でも利用できる
「ニコレス」は、加熱式タバコブレード(もしくは芯)を挿入するタイプの機種、「アイコス」およびその互換機で使用可能だ。「パルズ」でも利用できる

タバコ葉を使用していないのでニコチンゼロ。これを吸っている間は事実上「禁煙」しているということになる
タバコ葉を使用していないのでニコチンゼロ。これを吸っている間は事実上「禁煙」しているということになる

ちなみに、「ニコレス」に使用されている紅茶葉は中国・福建省産の「正山小種(ラプサン・スーチョン)」という品種だ。福建省は紅茶の産地として有名であり、なかでも「正山小種」はフル―ティーな香りと甘さが感じられ、「一度飲むと癖になる味」としてその香りに魅せられる紅茶愛飲家も多いのだとか。

ニコレスについてtwitterのつぶやきまとめ

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