認知症のこと・・・知っていますか?
認知症は、加齢によるもの忘れとは違います。
たとえば、
Q.「朝ごはんは何を食べましたか?」と聞かれると、
加齢によるもの忘れは、
「なに食べたっけ?」と食べた事は覚えているのですが、
食べたものを思い出せません。
認知症によるもの忘れは、
「朝ごはん食べたっけ?」と
食べた事自体を思い出せません。
体験したことを丸ごと忘れてしまい、
忘れたことの自覚もありません。
また、物をなくしてしまったときは、
加齢によるもの忘れは、
自分で見つけようと努力しますが、
認知症によるもの忘れは、
誰かが盗ったなどと他人のせいにすることがあります。
昼用夜用ブレンドアロマ認知症予防に人気
どうしてアロマが認知症予防になるの?
近年の研究で、
認知症を発症すると、
海馬(=記憶を司る脳神経)に直結した
嗅神経(=嗅覚を司る神経)が
最初にダメージを受ける、とわかってきました。
嗅神経のダメージが少しずつ海馬に伝わり、
記憶機能を破壊しながら、脳全体の機能を低下させていく、
それが認知症を発症するメカニズムだったのです。
このメカニズムの発見から、
嗅神経のダメージを軽減・修復できれば、
認知症の予防や改善は不可能ではない、
と言われています。
今日からはじめる認知症対策のアシスト!
【篠原菊紀教授監修 いきいき脳楽エイジング】
認知症予防アロマの使い方や注意点
まず、エッセンシャルオイルは
化学合成された香りではなく、
天然のアロマオイルを使いましょう。
人間は誰もが、
昼は「交感神経=体を活発に活動させる」、
夜は「副交感神経=ゆったりとした気分にさせる」
と呼ばれる2つの自律神経を切り替えながら生きています。
生活リズムが整うよう、
それぞれの神経の働きを高められるのが
「昼用アロマ」:ローズマリー+レモンの組み合わせ
「夜用アロマ」:ラベンダー+オレンジの組み合わせ
と言われています。
昼用アロマは、
午前中に、2時間以上嗅ぐことで脳を活性化します。
夜用アロマは、
就寝1時間前から、2時間以上嗅ぐことで脳をリラックスさせます。
このように、
嗅覚の活性化(オン)と、沈静化(オフ)を繰り返すことで、
においを感じる嗅神経とともに
記憶をつかさどる海馬も活性化すると言われています。
以上です。 最期まで、お読みいただきありがとうございました。
コメント